MONTARO’s diary

AB27モンキー

YD-MJN24 セッティング(冬季最終)

YD-MJN24の冬季の最終セッティングが終わりました。これから5月位までは変更なしで大丈夫そうです。😌

天候 晴れ 気温10℃ 湿度56%
C1ノズル使用
MJ110番 SJ42番
エアースクリューは0.75戻し
アイドリングは1600回転で安定していました。

エンジンはキタコ旧88ccスタンダードヘッド
プラグはNGKのスタンダードな7番を使用。
マフラーはOVER GP-performance XL

スプロケットは前回と同じ15-31
プライマリードリブンギアが3.722

最高回転数は平地測定 純正4速10700回転
最高速度は87km
エンジン回転数に誤差が無ければほぼ正確な数値になります。

MJNはベストなメインジェットの1番か2番上が実は1番良い可能性があります。セッティングが出たと思っても面倒ですが、その1番2番上を試すと性能をフルに引き出せます。

よく報告されている事例と自分の車体での症状について
アイドリング不調
これについては特に起きていません。勿論1500以下では安定しにくいキャブなのでPC20程アイドリングは低く出来ませんが1600回転程で安定しています。
まず冷感始動時はチョークを上げてアイドリングが自然と下がってからチョークを戻すとアイドリングしやすくなります。チョークを上げないで始動すると、始動してスロットルを煽っていてもかなりの高確率でストールし続けます。
因みに前後100回転ずつ上下するのはダウンドラフト特有ののアイドリングらしいです。
低速でのカブり
エンジンの油温が50℃を超えるまでは被り気味です。油温70℃を超えてくるとその症状は一切出なくなります。
多分燃焼効率や霧状化が良いという点が関係しているのでしょう。
これについてはオーバークールの車体では一向にこの症状が治らないので、油温管理を見直してエンジンを適切な温度まで上げる事も必要です。

小ネタですが

MJNの機構というのは全閉ではニードル部分から一切燃料が出なくなるのであまり薄いSJは望ましくありません。標準の42か40番で安定する所を探した方が良いです。
それ以下の番手の場合急閉した場合にエンジンブローのリスクが高くなります。
レーシングキャブなのでスロットルが絶えず開いている想定なんですよね。
アイドリングが安定しにくい理由もこのニードル部分から燃料が出ない事が関係していると思います。
なのでスローの設定はアイドリングの安定よりも走行している時に急閉してもアフターファイアが少なくなる番手を選ぶとエンジンが壊れるリスクが減りますね。


👋